一般のPCはBios上で一定のアルゴリズムでパスワードを記録しています。
例えば以下のような方法です(10が基準とします)
1920610 (10から差し引いた数をパスワードとして記録します)
<記録>
9180490 この10から差し引いた数値の合計数をチックサムと言いますが
チックサムが(00~1A)間での間であれば一定の計算式で出てきた
答えをEEPROMに記録します。
Biosは統合チックサムと言うユーザーが任意に設定したパスワード以外に
Biosメーカーがメンテナンスモードとして設定されたコードが存在します
ランダムな無意味な数値をただ並べただけでは認識されず、規定の式で
統合チックサムが一律すれば、メンテナンスモードに入れます。
メンテナンスモードに入るためにコード枠があってこのコード枠は
7桁のコード内に仕込むことが出来ます。
<例7桁>
918 0 4 9 0
・最初の3桁がメンテナンス用モード突入コードとします。
・4桁目の0(ゼロ)はBiosオールデフォルトモードになります、これが1の場合
C-MOSクリアとか、2の場合USB、ONとか16進での16パタンが存在します。
・5桁目の4はBios救済モード、この数字が0の場合救済しないとか、1の場合外部に残す
とかの指定が出来ます。
・6桁目の9はコントロールコードでロックして起動できないBiosからコード入力後に
既存のパスワードを削除するなどの指定が出来ます。
・7桁目の0は何もしないと言う意味で例えばこれが1や2の場合
ロック中にC-MOS電池を外しマザーロックモードの時などにこれを解除するために
設定します。
※単にランダムな数値を生成しているのではなく、Bios製作メーカーが、メンテナンス用に
作ったプログラムを走らせているだけです。
★尚このような、Biosの仕様や情報はBiosメーカーから各PCメーカーのBiosコード
識別コードを元に問い合わせすると、有償で US$2580ほどでメールにてPDFで細かな
情報、構成、フロー、各初期パラメーター、POST記号、変更箇所を購入できます。
Bios(ソフト)はPCメーカーオリジナルでなく、PCメーカーが、Biosメーカーから
Biosソフトを購入し使用しています、Windowsのソフトをマイクロソフトから購入
するのと同じで、Biosの情報提供は、Biosメーカーに問い合わせれば購入できます。
・Biosメーカーにて有償で情報や仕様を購入した場合、枠版指定すれば
「A04、2F、10」などA04系列の仕様や情報が全て手に入ります。
そのためパスワード設定時の暗号化アルゴリズムや構造、計算式、コントロール
コードが手に入り、それを元に解除する方法を検討し、それなりのソフトやハードを
用意すれば、100%解除できると言うわけです。
・Biosソフトをリバースエンジニアリングや逆アセしてもほぼコードばかりで
解読が困難なので、メーカーから対価を払い購入すれば後はその仕様の逆をすれば
良いわけです。
・尚当方では直で取引が出来ないため、中国のWEBサイト「Bios之家」にて
代理購入頂いています、決算は円で出来ないので、Paypal経由で行っていますが
手数料+情報提供料込みで「US$ 3260」 ほど掛かります、日本円に換算すると
29万8千円ほどです,この他に他の企業に英=和に手直し頂いて手数料が28万ほど掛かり
それに関するソフトウェアーの開発、実機テストを行い、安く上がって150万以内であれば
将来的に採算が取れるのではと言う事になります。(新機種対応になれば、ほぼ8ヶ月で採算は取れます)
大内 誠 Eメール URL 2010年06月11日(金)16時19分 編集・削除
Biosの情報や仕様ってどんなものなの~って思う方が
いるかと思うので、ほんの1部をUPしました
以下のURLでユーザーマニュアルをUPしています。
PDF下の方に多少のメモリーアドレス的なオマケが有りますが、其方も参照してください。
http://www.ogatama.com/files/98432749832s940321r98432014c9043210/File32.pdf