※2014年9月1日よりTTL-3/USB_Lenovoを販売しております。
この機器はLenovoのSVPを自動で解除する機器です。
解除可能なロックタイプ(2014年12月現在全て対応)
TTL-3/USB_Lenovo Sys-Ver:5.6a/Alo-Ver:5.7bにて
以下対応。
・指紋
・SVP 52桁
・Lenovoセキュリティーセンターフライングポイントロック
・Computrace ロック、解除+回避
(521パタンのアルゴリズム逆算機能搭載)
解析の知識無く、自動解析解除機能により即時解除可能
http://www.ogatama.com/cart.cgi?id=TTL-3
久々の質問回答
※先方の許可を取り掲載しています。
>
>はじめまして、*******と申します。
>
>今回中古でLenovo ThinkPad X60Sを購入しましたが、Biosパスワード
>スーパーバイザーパスワードが掛かっている様で、中古で格安で落札できましたが。
>
>キーボード下のC-MOS電池を外しても解除できませんでした。
>ネットで見つけた、ROM足短絡や、浮かしをするために分解しましたが
>ROMが見つかりません。
>
>どのようにして解除するのか、あつかましい質問ですがお教え頂けますか。
>私のレベルで解除が出来るのであれば、やってみたいと思います。
>
・と言う文面でメールが届きました、本来で有れば、解除費用を提示して
当方で解除するよう奨めるのですが、今回は自分でやってみたいと言うので
解除方法を教える代わりに文面をブログに記載しますと連絡したら
OKが出たので、記載します。
・X6系列は (Atmel 24rf08)は使用しておらず、PC8394Tと言うスーパー
I/Oを使用しています、このPC8394Tと言うOEMの石は24rf08同様I2C規格で
通信吸出し、書き込みが可能で、X60Sの場合、モデムカード下、基盤裏側に
有ります、(A図参照画像)このスーパーI/Oの足のピッチが狭くこの石に直接
半田を付け、失敗すると壊れるので、(スルーホール)から吸出しします。
このスルーホールは穴計(0.2mm)の穴に以下のスルーホール・テストクリップ
を挿入し吸い出します。
http://www.mechano.co.jp/products-img/puc-h-b.html
PB-08 1個 定価 8900円
を2本使用し基盤上のスルーホールから吸い出します。
単にi2C規格でのTTLレベルでの吸出しはこのスーパーI/Oを壊します。
場合により、EIAIエラーや、CRC2などのエラーを誘発するので
MAX232CクラスのTTLレベルの石を使い、シリアル(RS232C-UART)にて
MAX232-TTLレベルで吸い出します。
24RF08や24RFXX系はeepromでしたが、このPC8394TはMPU機能+キーボード+
セキュリティー+eeprom領域が存在し、例えば(Poniypong)などで吸い出すと
他の領域まで吸出し、その吸出しの再の信号によりEIAIエラーを引き起こします。
概算でいきなり全てを用意するとしたら以下参照。
・ソフト1万円ほど
・RS-232CからTTLに変換する基盤 12300円ほど
・吸出し用字具 18000円ほど
・その他のICクリップや、ケーブル類を用意したら、プラス5000円ほど。
多く見積もって4万ほど費用を掛ければ、それなりに吸出し解除は出来ると思います。
数こなせば採算は合うかと思います。
尚現在、TCPAやCRCエラー、TPMは当方内部で治せます。