Lenovo SVPを解除するアルゴリズムを積んだ機器を昨年から
設計製作してきましたすでに大口取引法人様にはテスト機として
貸し出しソフトのバグや改善を行いどうにか形になりました。
元の試作は
http://www.ogatama.com/cart.cgi?id=IBS-290167002
16X2の白抜き文字LCDと解析する部分を同じ基板サイズに収め
ここに97種類のアルゴリズムを搭載し指紋や52桁のSVPを瞬時に
解除できる機器を作りました。
1台のPCの解除解析は23秒で指紋でも52桁のTCPAを使用したSVPでも
解除が出来ます。
MCUはAtmegaを使いAVRを使う事にしました。
Picで組むと1命令4クロック必要なのが1クロック1命令が可能なため
AVRにしました今回はソフト、ハードの設計は社内で行い基板のみ外注で製作
量産のため部品点数を少なくしました。
将来的に拡張出来るようLCDとMCUを一体化し各I/Oはソケット接続にしました。
現時点ではLenovoだけですが将来は東芝、Sonyなどを検討しています。
PCを使わずこの機器だけでロックされたPCのeepromに接続数回のボタン操作だけで
吸出し→解析→解除の作業を23秒で行ないます。
従来のように吸出しPCを立ち上げ→吸出し→PC上で解析→書き換えの作業を
PC不要でこの機器だけで行なう事が出来ます。
正式形式は[TTL-3PT Ver3.2]になります、尚このVerは基盤のVerで有って
本日現在内部のソフトはVer5.8aになっています。
大口取引の法人様にはVer4.7sを配送していますので今この画像の物が最新になります。
テストプローブをスノホールにあてた状態でのスイッチ操作は困難なため
テストプローブにスイッチを取り付けこのMCUに触れず指先で操作が
出来るよう改善しました。
将来的にMCUと基板上のeeprom(アルゴリズム格納場所)を交換する事でアップデートが
可能になります。
現状で同じ機能の物はTTL-3/DP_Lenovoになります。
http://www.ogatama.com/cart.cgi?id=Le0020160129