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試作中#3

ファイル 134-1.jpgファイル 134-2.jpgファイル 134-3.jpgファイル 134-4.jpgファイル 134-5.jpg

Lenovo SVPを解除するアルゴリズムを積んだ機器を昨年から
設計製作してきましたすでに大口取引法人様にはテスト機として
貸し出しソフトのバグや改善を行いどうにか形になりました。

元の試作は
http://www.ogatama.com/cart.cgi?id=IBS-290167002

16X2の白抜き文字LCDと解析する部分を同じ基板サイズに収め
ここに97種類のアルゴリズムを搭載し指紋や52桁のSVPを瞬時に
解除できる機器を作りました。

1台のPCの解除解析は23秒で指紋でも52桁のTCPAを使用したSVPでも
解除が出来ます。

MCUはAtmegaを使いAVRを使う事にしました。
Picで組むと1命令4クロック必要なのが1クロック1命令が可能なため
AVRにしました今回はソフト、ハードの設計は社内で行い基板のみ外注で製作
量産のため部品点数を少なくしました。

将来的に拡張出来るようLCDとMCUを一体化し各I/Oはソケット接続にしました。
現時点ではLenovoだけですが将来は東芝、Sonyなどを検討しています。

PCを使わずこの機器だけでロックされたPCのeepromに接続数回のボタン操作だけで
吸出し→解析→解除の作業を23秒で行ないます。

従来のように吸出しPCを立ち上げ→吸出し→PC上で解析→書き換えの作業を
PC不要でこの機器だけで行なう事が出来ます。

正式形式は[TTL-3PT Ver3.2]になります、尚このVerは基盤のVerで有って
本日現在内部のソフトはVer5.8aになっています。

大口取引の法人様にはVer4.7sを配送していますので今この画像の物が最新になります。
テストプローブをスノホールにあてた状態でのスイッチ操作は困難なため
テストプローブにスイッチを取り付けこのMCUに触れず指先で操作が
出来るよう改善しました。

将来的にMCUと基板上のeeprom(アルゴリズム格納場所)を交換する事でアップデートが
可能になります。

 現状で同じ機能の物はTTL-3/DP_Lenovoになります。
 http://www.ogatama.com/cart.cgi?id=Le0020160129

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