本日Pana_proがアップデートしました、Ver3.0cになりました。
すでに購入者様には午前中にオガワ氏が出先からメールで連絡しております。
もし届いていないという方は、お問い合わせから連絡ください。
現在技術or出張での現場解析が一杯です、予定表を見ても来年10月23日まで予約が入って
います、それでいて技術にメールので質問等の回答で一杯一杯です。
さて昨日とあるユーザー長年のお客様(32年ぐらいのお付き合い)の有る企業様から
メールで質問されました。
PCとUSBでリンクしてPCから相手機器にシリアル(RS232C)のように通信して制御するそうです。
この内容を解析してマイコンで製作してくださいと・・・即答で可能ですと回答しました。
大内はUSBは大の得意分野なので、RS232Cに比べたら、USBが楽です。
とは言っても解析には[LeCroy UPAS 2500H US005AAB-X Protocol Analyzer US006MA ]
やっぱりレクロイ、や軽めの[ US-H220]等で現地解析します。
レクロイは各USBプロトコルの解析が即できるのですが、 US-H220はそこそこ、高速モニター
程度です。
確かレクロイが、ハード単体で130万とオプション70万弱でした、当時は手頃な価格でしたが
US-H220は12万+ソフト8万の20万です、おもむろに電車内に置き忘れる位の価格と軽さです。
レクロイはどっこいしょ、よっこしょとなります。
レクロイはほぼPCなので、(本体がPCなんです、DOSで動いています。)
あくまでPCとUSBで相手機器とのやり取りを可視化してBCDで取り出せる、解析できる
ハードとツールです、特にUSB-HDD等で、Biosレベルでロックがかかっている場合。
初期のUSBリンク時に、PCとUSB-HDDでのやり取りで、パスワードが可視化できるわけです。
素のASCII文字のやり取りなので、素で確認できます、実はこの方法を知っているのは
私と、技術の山根だけです、山根はレクロイのSATAプロトコルアナライザで一気に解析しますが。
その為PC-3000等は持っていません。https://www.pc-3000.jp/
PC-3000とプロトコルアナライザどっちが使いやすいか、慣れですね。
プロトコルは頭に入っているから、オガワ氏のRS232Cの世界と同じで
USBの立ち上がりからデーター、切断迄の一連の流れが見ていて、本を読むようにわかる状態なので
プロトコルアナライザが一番良いです。
これで解析した情報を、PCに纏め、マイコンを使い、マイコンからUSBにリンクさせるのです。
つまりマイコンがPCでUSB経由で機器に接続、機器側はPCと勘違いするわけです。
PCで操作するには、Windowsやら、マウス操作クリックが必要ですが、マイコンでやると
スイッチ1つでリンク、やりたいことを次の工程で、そして切断、マイコン側LED点滅等
流れ作業で相手機器のパラメーター書き込む場合等は楽ですね。
業務用ネットワークコピー機のリユースのラインで使うそうです、つまりカウンターリセットやら
管理者初期化、パスワード初期化等でしょう。